リーマン・ショック前の状況に似ていたのか

メディアの随所で経済の点検として、伊勢志摩サミットあたりの安倍首相と官邸の発言に疑問を呈している記事を見かける。

昨年(2016年、平成28年)5月に開催された伊勢志摩サミットの直前に「リーマン・ショック前の状況に似ている」という景気の先行き不安の認識から消費税10%の引き上げを見送った。

リーマン・ショック前発言を受けて中小企業団体は一層の危機感を共有し、投資の抑制や昇給の抑制、見合わせなどの対策を強化した。

リーマン・ショック前との認識はサミット参加国ばかりか日本の行政府も持っていなかった。

首相と官邸の独善的認識だったということになる。

もちろん消費税増税先送りの政治的意図があっての認識だ。

リーマン・ショック前であったが、昨年度の上場企業の業績は増収増益が多く、今年度もその傾向が予想される。

財政再建の絶好の機会を外したというのが現政権に対するもっぱらの評価だ。

(この記事は、https://hosokawa3.wordpress.com/http://blog.livedoor.jp/nirvana_japan/に掲載しています)

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リーマン・ショック前の状況に似ていたのか

丁寧な記載が欲しい「女性起業家資金イニシアティブ」(We-Fi)への拠出

巷では私と同じ勘違いをした人が多いらしい。

背景の事情を知らずに短い報道に接すると誤解する。

私なりに調べたことを列挙する。

(1)外務省は女性起業家資金イニシアティブに5,000万ドルを拠出する予定と平成29年7月8日にWebで公表している。

(2)イバンカ・トランプ大統領補佐官が講演した女性シンポジウム「WAW!」で安倍首相があいさつした中に女性起業家資金イニシアティブに5,000万ドルを拠出するとあった。

(3)イバンカ氏は女性起業家資金イニシアティブの構想に貢献したが、運営管理または資金調達には関与していない。

(1)と(3)の経緯を知らないとイバンカ氏の基金、もしくは米国の基金に安倍首相が拠出すると突然表明したような誤解をしてしまう。

事実は、イバンカ氏の来日に絡めて、外務省の既定路線を安倍首相がなぞったに過ぎない。

「イバンカ氏(が構想に貢献した女性起業家資金イニシアティブ)の基金に(日本政府が)5,000万ドル拠出すると安倍首相が表明」という長い見出しを短くして誤解を招いた。

この基金の拠出記事の見出しでは「イバンカ氏」というキーワードは優先順位が下がるはずだ。

注目度から必須キーワードにしたマスコミに罪がある。

(この記事は、https://hosokawa3.wordpress.com/http://blog.livedoor.jp/nirvana_japan/に掲載しています)

丁寧な記載が欲しい「女性起業家資金イニシアティブ」(We-Fi)への拠出