失敗続きのファンド「クールジャパン」

クールジャパンは、アニメを初めとするクールな日本文化を海外へ発信するというムーブメント、元は日本のアニメをクールと評した外国人の声、に留まらず、クールジャパンの看板の官民ファンドも指す。

今朝の日経朝刊トップ記事はファンドの「クールジャパン」の不甲斐なさを報じた。

クールなのは外国人の感性であって日本人の都合ではない。

外国人のクールのフィージビリティスタディに時間とお金(といってもファンドの損失額からすれば少額)をかけるべきところを、収益事業にしてしまい、結果として失敗している。

有力者の持ち込み案件が失敗したのだが、持ち込み案件が承認されてしまうのは予算消化、すなわちノルマ達成を優先したからだ。

民間人も官のお金、税金が使えるとなると、予算を残そうという習慣が消えてしまうらしい。

税金を投入してのノルマ達成は耳新しい商工中金事件と通じる。

クールとは言い難いものまでファンドの資金で売り込んだ発想は、革新性を担う産業育成への投資を旨とするはずが東芝を経営破綻させない目的にすり替えた産業革新機構にも通じる。

クールジャパンは若者の中にも一家言があり、不適切さが分かりやすい。

SNSでの批判に耳を傾けたい。

(この記事は、https://hosokawa3.wordpress.com/http://blog.livedoor.jp/nirvana_japan/に掲載しています)

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失敗続きのファンド「クールジャパン」

完全民営化回避で商工中金の不正融資

商工中金の不正融資は過剰なノルマが原因であることは誰もが思うところだ。

そのノルマは予算を消化するためとこのブログで指摘した。

ではその予算は誰が要望したのか?

日経朝刊は第三者委員会の報告を踏まえ、私でも納得できる解説記事を掲載した。

詳しくは電子版の朝刊「経済教室」を参照して貰いたいが、予算を残す発想が全くないことをつくづく残念に思う。

以前から指摘されていたことだが、

予算を残す→仕事をしていない→評価が下がる

という評価基準は改めるべきだ。

過大なノルマが不正を誘発することは、近年の企業不祥事から明らかである。

商工中金もこれに該当する。

過大なノルマとは精神論に甘えていることである。

無理・ムダ・ムラを見て見ぬふりするのが人の弱さだ。

商工中金の再起に期待したい。

(この記事は、https://hosokawa3.wordpress.com/http://blog.livedoor.jp/nirvana_japan/に掲載しています)

完全民営化回避で商工中金の不正融資