スクリプトキディへの誘惑

中日新聞朝刊は「少年と罪」の特集記事を連載しており、今は「ネットの魔」と題したネットがらみの少年犯罪に焦点を当てている。

小学生が就きたい職業にユーチューバーを挙げるようにインターネットは空気のような存在になっている。

ユーチューバーになりたい理由は賞賛の対象になりたいという無邪気な子供心だ。

お金持ちになりたいというのは親の入れ知恵で、ヒーロー/ヒロインになりたいのだ。

ただしユーチューバーのヒーロー/ヒロインになるには時間がかかる。

内向的な子供は自分をさらけ出すユーチューバーよりもハッカーの知性に興味を持つ。

ユーチューバーはIT/ICTの知識よりもビデオ・クリエイターとしてのセンスが求められる。

一方でハッカーは素人よりも一つ知識があるだけで優位に立てる。

IT/ICTにのめり込むのは、この優位性の魔力にはまってしまうからだ。

道路交通法を遵守してレーサーを目指すような、正しい方向に進めば実力がつき、ホワイトハッカーとして活躍する道が広がる。

一方でハッカーの闇世界に嵌まってしまうと、スクリプトキディで留まってしまう。

スクリプトキディとは他人が作ったスクリプト、分かりやすく表現すればハッキングの道具、を使っての成果に満足する子供のことだ。

ネットでダウンロードできるハッキングツールは犯罪の道具だ。

不法侵入するピッキングの道具を入手するに等しい。

大人はスクリプトディという用語を覚えて、周りの子供が道を踏み外さないよう目を配るよう心がけたい。

(この記事は、https://hosokawa3.wordpress.com/http://blog.livedoor.jp/nirvana_japan/に掲載しています)

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スクリプトキディへの誘惑